realize

扉。
感触に
慣れてしまえば
さほど
冷たいとも思えず
いつまでも
指をからめて
ぬくもりの出所を
思案するも
現実には
あたしから
うつった体温

たとえば
すこしくらい
言い訳をせずに
欲望のままに
ふるまってみたところで
内心では
臆するのだから
先行きは
かわりばえなく
いまだ鍵は開かない
鉄格子